平成14年度
11月分
栄善さんの
住職日記

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11/30
(土)
護摩堂落慶法会当日を迎えました。まずは良いお天気に恵まれありがたかったです。午前10時30分から法会が開始されました。おかげさまで、大勢信者さんが参拝され、境内は賑やかでした。また、津軽三味線の高橋竹秀師の三味線奉納もあり盛況でした。私も護摩を焚かせていただき、気持ちよく落慶法会をお勤めさせていただきました。落慶法会の様子は後日UPする予定です。無事終わってホッとしています。きょうはゆっくりと眠れそうです。
11/29
(金)
朝から昨日亡くなられた檀家さん宅に枕経に行きました。本来なら明日お葬式ということですが、明日は護摩堂落慶法会があるので明後日となりました。
本日は、高野山から井川師、京都から中野師が合流していただき、明日の準備をしていただきました。また、近隣のご寺院ご住職もお手伝いに来ていただき恐縮しました。
その他、ビデオ撮影の設営、テントの設営、音響の設営などなど、次々と業者さんが入ってこられ、境内は一日中活気にあふれていました。いよいよ明日に迫ってきました。明日はお天気になりそうです。
11/28
(木)
落慶法会のお手伝いに、北海道から常包師、出雲から山上師、岡山から河本師が来てくれました。遠方より申し訳ないと思います。明日は京都から中野師、高野山から井川師が来てくれて法会の準備をしていただき本番にのぞみます。皆さん、ありがとう。
三人が来てくれたということで、夕食に出かけました。夕食をしていると、お寺から転送された電話が携帯電話に・・・檀家さんのご主人が亡くなられたとの連絡でした。その亡くなられた方は、この住職日記で11月23日にご紹介した、奥さんの法事のときにずっと泣いておられたあのご主人だったのです。法事の間ずっと泣いておられたというものの、お元気そうに見えていたのに・・・びっくりしました。法事から5日しか経っていないのに・・・虫の知らせというか何というのか・・・こんなことってあるのですね。奥さんのことが恋しくて恋しくて、すごく寂しかったのでしょうね。奥さんのところにいかれて、二人仲良く、残されたご家族のことを見守ってあげていただきたい。そんな気持ちになりました。明日朝一番に枕経に行かせていただきます。心からご冥福をお祈りいたします。
11/27
(水)
お参り途中で護摩堂落慶法会で必要なものを買い忘れていたことに気がつき、衣を着たまま大阪に走りました。わずかな時間を利用して走ったのにもかかわらず、高速道路の途中で事故のための大渋滞にひっかかりイライラ・・・イライラしてはいけないこととわかっていながらまだまだ修行が足りません・・・無事買い物を終えて再びお参りにもどりました。まあ、こんなあわただしい体験も落慶法会が終わってしまえば味わうこともないと考えれば苦もまた楽しくなってきます。
しなければならないことが山とあります。あと2日間の準備期間・・・明日からお手伝いの兄弟弟子が5名来てくれます。ありがたいことです。
11/26
(火)
護摩堂落慶法会の準備にて忙しくしております。これでできたかなと思っても、近づいてくればくるほど、色々と出てくるものです。なかなか調整がつきません。そんななかで、若いお坊さんたちが、何か手伝うことがあればと声をかけてくださったり・・・涙がでるほどうれしかった・・・そんな親切な言葉がエネルギーになります。ありがとうございます。きょうも午前2時30分まで頑張りました。
11/25
(月)
朝から雨が降りました。本当に久しぶりの雨でした。恵みの雨といえるでしょう。しかし、もみじがこの雨でかなり散ってしまいました。
午後から大阪に行きました。護摩堂落慶法会に必要な事務用品を買いに行きました。あと5日と迫ってきました。頑張りましょう!
11/24
(
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近隣寺院の松林寺さんの結婚披露宴があり出席させていただきました。お相手は看護婦さんで、大変美しい方です。しばらくの間、仕事とお寺の奥さんと両立していくとのこと。大変なことと思いますががんばって頂きたいと思います。
11/23
(
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本日は祝日で全国的にお休みです。お休みの日は、皆が揃いやすいということで法事があります。きょうも1件法事がありました。奥さんの七回忌だったのですが、お経が始ってすぐにご主人がシクシクと泣き出され、お経が終わるまで泣いておられました。もらい泣きしそうになってしまいました。人間として生れてきた限りは誰しもが必ず通らなければならない道とはいえ、奥さんに先立たれるというのは悲しいものだと思いました。合掌
11/22
(金)
護摩堂の仏具が入りました。朝から大阪 武部商店の専務さんをはじめスタッフの方により設置していただきました。想像以上の仏具で、護摩堂内が荘厳されました。護摩堂周囲の洗い出し作業もすすみ、あと3日ほどで完成ということです。何とか落慶法会には間に合う見通しがたってきました。
午後6時より結衆寺院の皆さまが来て下さいました。落慶法会の打ち合わせということでした。皆さん護摩堂に入っていただきましたが、喜んでいただけました。良い落慶法会になるように残りの一週間ばかり頑張ります。 合掌
11/21
(木)
例祭でした。朝からお天気を心配しましたが、何とか雨も降らず一日もってくれました。護摩堂が新しくなったということもあるのでしょうか、おまいりされる方の数が以前に比べて増えました。ありがたいことです。
本日まで、旧護摩堂で使用していた古い護摩壇などを使い、明日に護摩壇など新しい仏具に変わります。同じ気持ちで焚きましたが、“最後の護摩”ということで、ちょっぴり気合が入ったかな・・・旧護摩堂が完成してから今日までだから、一体何回護摩を焚いた護摩壇だろうか? 50年近く使用した護摩壇ですから・・・数千回は焚いている計算になりますね。そんなことを考えていました。本当に長い間、ありがとうございました。
紅葉は・・・やはり散り始めております。例祭が終わって、お手伝いの檀家さんとともに落ち葉を掃きましたが、半端な量ではありません。掃けども掃けども落ちてきます。掃き終わって、振り向くとさっきと同じ状態・・・ふーっとため息が出ます。ほっておいたらとんでもないことになるし・・・どないかして〜と悲鳴がでそうです。しばらくの間、落ち葉と格闘です!
11/20
(水)
本日は一日中檀務に励みました。このところ良いお天気が続きます。紅葉もクライマックスです。ぼちぼち散り始めてきました。来年の紅葉のころは夜にライトアップして皆さんに楽しんでいただこうかなと考えております。で、試験的にライトアップしてみたのですが、なかなかのものでした。あと3日間ほどライトアップしていると思います。この日記を見られた方で見てみたいな〜と思われた方はどうぞいらしてください。綺麗ですよ。
11/19
(火)
朝の勤行にて早速に弁財天女を拝ませていただきました。大変気持ちよく拝むことが出来ました。
本日は門戸厄神さんの人形供養の法会があり手伝いに行かせていただきました。不要になった人形の供養ですが、人形には持ち主の魂がこもっていると古来からいわれるように、独特な雰囲気のもと一生懸命拝ませていただきました。古い人形は数千体あったように思いました。どうか成仏してよいところに行かれますように・・・
11/18
(月)
遂に本日、護摩堂脇持本尊の弁財天女が当寺に来られました。大仏師 松本明慶先生の作品で、この度の護摩堂落慶を期として彫っていただきました。実は、大学1年生の時(今から24年前)脳の中にウィルスが入るという奇病にかかり命を落としかけました。主治していただいた先生の判断が良かったのと、まわりの皆さんのおかげで一命を取り留めました。意識不明の状態のとき、いわゆる臨死体験をしました。その折に、弁財天女が夢枕にたち、私の命を助けていただいたのです。いつの日にかその弁財天女をお迎えしたいと願っておりました。
今から9年前、多宝塔の本尊として大日如来・不動明王・愛染明王の三体を松本明慶先生に彫っていただきました。その折に弁財天女のお話をし、彫っていただきたいとお願いしました。すると先生は、『時が熟したときに彫りましょう』と言ってくださいました。しかし、3年経っても5年経っても彫っていただける様子がありませんでした。いつになったら時が熟すのだろう・・・不安になったときが何度もありました。
そしてこの度護摩堂が建築されることになったとき、先生にその話をすると、では弁財天女を彫りましょうというお話になったのです。
24年前に命を助けていただいた弁財天女、松本先生にお願いして9年間待った甲斐がありました。本当に美しく、夢枕に立たれた方と瓜二つの弁財天女です。これからしっかりと拝ましていただきたく思います。ありがとうございました。
尚、私事で恐縮ですが、弁財天女にまつわるお話の詳細は、当HPの『祈祷殿落慶法会のお知らせ』中に書いておりますので、よければお読みいただければ幸甚です。
 
11/17
(
)
朝のお勤めにて護摩を焚きました。護摩は基本的に21日の例祭のときに焚くと決めております。昔は毎日焚いていた時期もありましたが、この頃は修法をしています。しかし、何故か無性に護摩を焚きたくなりました。ゆっくりとした気持ちで焚きました。ありがたかったです。
きょうは紅葉を見物しに来られた方が大勢おられたとか・・・私は一日中檀家さんの家にお参りに行っておりましたから直接見たわけではありませんが、駐車場 境内は一杯であったということです。あと一週間もつかどうかといったところでしょうか・・・どうも30日の落慶には散ってしまう可能性が大です。
11/16
(土)
本日は土曜日にて境内の紅葉を見学に来られる方が多くおられました。今年の紅葉は例年に比べて綺麗だと思います。寒暖の差があったからだと思いますが、あと一週間が見頃かと思います。
しかし、現実にかえりますと、紅葉のあとの落ち葉掃きを想像するとゾ〜ッとします。まっ、そんなことは考えずに、しばらくのあいだ情緒を楽しませてもらうこととします。
11/15
(金)
結衆寺院の行事である「十夜法会」が当番寺院の金龍寺さんで執り行われました。この法会は、地区によってやり方が違うようです。各寺院で毎年執り行われている地区もあるようですが、西宮では輪番制で年に一度だけのお勤めとなります。西宮の結衆寺院は11ケ寺ありますから11年に一度、当番が回ってくるということになります。
昨今では、法会自体も略式化される傾向にあります(檀信徒がお参りされるので、檀信徒の都合によって約一時間が目安かな??)が、この十夜法会は古式に則りきっちりと勤められます。気持ちよくお勤めができました。合掌
11/14
(木)
兵庫青年教師会20周年祝賀会があり参加しました。考えてみると、青年教師会が発足した年と、私が高野山から西宮に帰ってきたのが同じ年でした。いわば青年教師会の歩みと私の西宮での歩みが同時に始ったということで、青年教師会に対する愛着はひとしおでした。それにしても20年という年月が経過したことは事実で、早くもあったし遅くもあった・・・何ともいえない気持ちで参加しました。昔のことを懐かしがるようになれば、年いった証拠ともいわれますが、きょうは20年前にタイムスリップして、色々な思い出が頭の中をグルグルと巡りました。
11/13
(水)
おまいり先でのおはなしです。そのお宅の奥さんが電車に乗っていたときに、女子高生同士が話をしている会話が耳に入ってきたそうです。日本語で話しているのですが、外国の言葉を聞いているように錯覚したということです。最近では、今風のことばが流行って、若者が使う独特な言葉(単語を短縮してしまうなど)が飛び交っています。たとえば「マクドナルド」を「マック」とか「ミスタードーナッツ」を「ミスド」とか「ケンタッキーフライドチキン」を「ケンチキ」とか・・・また「超いけてる」「ごちになります」などなど・・・私たちの世代ではついていけないような言葉が飛び交っているとのこと。その理解しにくい単語を続けて文章にするものですから、余計にわからなくなる・・・
そんな中で「全然だいじょうぶ」「全然おいしい」というように「全然」という単語のあとに肯定語をつけて使用するケースが多くなったという話をされました。その奥さんが言われるには、そういう使い方が正式な日本語として認められつつあるとのこと。しかしわたしはそれは認められませんと反論しました。「全然」の「然」は「しこうして」という意味で否定語です。よって、否定語のあとには否定語がくるというのが正しい日本語の約束ごとです。ですから「全然」とくれば「だいじょうぶではない」とか「おいしくない」というように「ない」という否定語がくる約束があると・・・しかしこれだけ頻繁にまた当たり前に使われ出したら認めざるおえない状態らしいということでした。それでは日本の文化が段々おかしくなっていくと思うのですが・・・それではせめて「本来はこういうふうにして使うべきですが(昔はこう使っていましたが)、今はこう使っています」などの説明がつけられないものですかね???
わたしって、頭がかたいのでしょうか? 皆さんはどう思われます?
11/12
(火)
境内の紅葉が絶好です。もみじがりの家族連れがたくさん来られて楽しんでおられます。総代さんも来られましたが、きょうは3回も来られました。総代さんの家にお客さんが来られるたびに、その方をお寺に案内していただいているようです。この季節、私たちの目をなごませるばかりでなく、心までなごませてくれる紅葉に感謝します。“紅葉だより”更新しますから見てください。
ところで・・・きょうある人から質問されたのですが、桜は“お花見”というのに紅葉はなぜ“モミジがり”というのでしょうということです。わたしもわかりませんでした。どなたか教えてくれませんか??
11/11
(月)
きょうは一日比較的おだやかな日でした。
護摩堂工事は、護摩堂へのアプローチの石畳工事が終わり、その周囲の土が流れないようにコンクリートがうたれました。最終的には洗い出しにするのですが、その基礎コンクリートをうちました。おかげさまで、あたたかい一日だったのでよい具合に工事がすすみました。
午後2時から、護摩堂落慶法会のお導師さまを勤めていただく圓満寺さんに打ち合わせに行きました。落慶法会もいよいよ近づいてまいりました。着々と準備をすすめているつもりですが、抜けていることがあるような気がしてなりません。落慶法会が済むまではずっとこんな気持ちなんだろうな・・・
11/10
(
)
きょうも寒い一日でした。日曜日ということで、多くの家族連れが紅葉を見に来ておられました。境内でお弁当を広げて楽しそうでした。
午後3時から結衆寺院の東灘区理性院さんの法会があり行かせていただきました。丁度一年前に新本堂の落慶法会があり、本日が一周年ということと、先代住職の祥月命日であるということと、檀信徒の先祖供養を兼ねての法会でした。11月は結衆寺院の行事が目白押しです。去る4日の西廣寺さんの山門 本堂落慶法会ならびに晋山式。そして本日の理性院さんの法会。15日は金龍寺さんの十夜法会。19日は門戸厄神さんの人形供養。24日は松林寺さんの結婚式。そして最後は30日の当寺の護摩堂落慶法会。ほぼ毎週、結衆寺院のご住職と顔を合わすことになります。行事が重なるのもめずらしいことです。無事に行事が済むことを祈りつつ・・・
11/9
(土)
本当に寒い一日でした。朝から石畳工事の仕上げで石屋さんが来てくれました。小雨が降る中の作業・・・私も打ち合わせがあって、その場でしばらく話していましたが、立っているだけで震え上がるほど寒かったです。そんな中で、冷たい石を扱う作業・・・本当に申し訳なく思いました。
お参りに行ったお家での出来事です。お経が終わってお茶をよばれていますと、そこの家のおばあさんが手を口にあてて喋られます。何分たっても一向にその手をどけようとされません。どうされたのかな??と思っておりますと、きょう前歯を抜いたとのこと。みっともない顔だから手で隠しているとのことでした。そのおばあさんが言われたことに、その昔、自分の親が同じように前歯を抜いたとき、その顔を見て思わず大声を出して笑ってしまったそうです。別段悪気があって笑ったのではなく、思わず笑ってしまったのです。その時、親は別に何も言わなかったそうですが、自分がその年になった今、笑ったことに対して大変反省したと言われました。その時になってみないとわからないことがたくさんあります。自分がその立場になったとき、はじめて傷つけた人があったことを思いだすものです。昔にあるお坊さんが教えてくれた言葉を思い出しました。
『叱ってやるな、来た道・・・笑ってやるな、行く道』
11/8
(金)
昨夜から雨模様で夜半はかなり冷え込みました。雨は朝方にやみ、雨がやんだら段々気温が上昇しあたたかくなりました。このような気温差が紅葉を起こす原因となります。
この二日間で、境内のモミジが一気に紅葉しました。現在、境内は紅葉がつくり出す真紅の曼荼羅浄土のようです。二日前に“紅葉だより”をUPしました。その時は、「まだまだ紅葉は早いです」と紹介したのですが、本日あわてて新情報をUPしなおしました。この一週間が見頃かと思われます。頻繁にUPしますからチェックしてくださいね。
明日は檀務で京都に行きます。恐らく京都も紅葉が見頃なんだろうな・・・デジカメを持っていくことにします。
11/7
(木)
本日はお葬式がありました。檀家さんの娘さんが亡くなられました。享年38歳・・・あまりにも若すぎる死です。一生懸命に拝ませていただきました。
お葬式が済んでから、護摩堂落慶法会の準備をしました。段々と近づいてまいりました。あせっても仕方ないのですが、どうしてもあせってしまいます。もう少し落ち着かなくてはだめですね・・・
11/6
(水)
昨日夕方から高野山に行き、帰宅したのが夜中でしたので、さすがに今日一日はボーッとしていました。
本日は、鷲林寺老人会の方達が境内にある“武田信玄の墓”の草刈に来ていただきました。この行事は、老人会の恒例行事となっており、年間4回ほどお世話になります。
“武田信玄の墓”といえば、数年前のことを思い出します。当山には“武田信玄の墓”と呼ばれる七重の石塔があります。この石塔は、鎌倉中期の作品で西宮市の文化財にしていされています。
えっ、鎌倉中期の作品で“武田信玄の墓”??そう思われた方も大勢おられることでしょう。実はこの石塔には二つの伝説があります。ひとつは信玄公が隠密でこの寺に来て、得度をして、その時剃り落とした髪をもともとあった石塔の下に埋めたという伝説。もうひとつは、信玄公の家来が鷲林寺まで逃げ延びてきて村落をかまえ、お寺にあった石塔を“武田信玄の墓”として崇拝した。以上の二説ですが、いずれが正しいのかはわかりません。
で、数年前大河ドラマで“武田信玄”が放映され、ちょっとした“信玄ブーム”になった時期がありました。その時に、テレビ局や新聞社がお寺に訪ねてきて色々と質問しました。信玄公が京都から西に来たという史実がないのに何故“武田信玄の墓”がここにあるのか??マスコミはうるさいものです。
そこで私は言いました。“武田信玄ブーム”に乗っかって“信玄餅”や“信玄まんじゅう”を売っているのならばともかく、“信玄公の墓”と信じきって老人会の方が清掃していただいているだけなのだから、“歴史のロマン”としてそっとしておいてくださいと・・・そんなことを思い出しました。老人会方の手によって草が刈られ、きれいになりました。きっと信玄公もお喜びのことと思います。
11/5
(火)
檀務はお参り3件でした。本当に寒くなりました。夏から秋を飛び越して、いきなり冬になったような気がします。この寒さのせいか風邪をひいておられる方が多いようです。
夕方から高野山に行きました。お寺の先輩が手術をされたということで、そのお見舞いに行きました。本来ならば、もう少し早く行こうと思っていたのですが、バタバタしてましたので本日になってしまいました。本日退院されたということで、ご自宅へのお見舞いとなりました。思ったよりお元気そうで、安心しました。
それにしても高野山は寒かった・・・温度計を見たら2.2度・・・もうすぐ真っ白な世界に変身するのかな・・・
11/4
(
)
雲ひとつない晴天のもと、西廣寺さんの本堂・山門落慶法会並びに晋山式が執り行われました。午前7時30分に集合し、最後の準備・掃除などをしていよいよ本番となりました。
お導師さまに高野山真言宗宗務総長 高野山無量光院住職 土生川正道僧正をお迎えし、脇導師として高野山釈迦文院住職 中西啓寶僧正、高野山三宝院住職 飛鷹全隆僧正のお二方をお迎えし、結衆寺院、兵庫支所下寺院、法友寺院などなど大勢のお寺さまがお祝いに駆けつけられました。
去る平成7年1月17日早朝に発生した阪神淡路大震災によって甚大な被害を被った寺院は数多くありますが、西廣寺さまもそのひとつでした。本堂・山門を全壊しましたが、同時に多くの檀家の皆さんの命を失ったのです。檀家の皆さんにすれば、お寺は先祖の菩提所。早急な再建を願われたのでしょうが、ご自分の家も全半壊している状態での再建にはかなりのご苦労があったことと拝察します。あの大震災から7年が経過した今、あらゆる波を乗り越えて、落慶を迎えられたことは感慨ひとしおであったと思います。
とどこおりなく落慶法会 晋山式を終えたあと、宝塚グランドホテルにて祝宴があり、夕刻すべての行事を終了しました。
これから先大変なこともあると思いますが、しっかりとお寺を守っていっていただきたいと思います。  合掌 
11/3
(
)
日曜日にてお参りが多くありました。おまけに途中で交通事故の渋滞に巻き込まれてにっちもさっちもいかなくなって往生しました。連休なので、車が多くて事故が多かったようです。
いよいよ明日に迫った西廣寺さんの本堂落慶法会と晋山式。最終の準備で手伝いに行きました。準備万端、当日を迎えるのみとなりました。お天気も良さそうだし、明日は良い日になりますように・・・
11/2
(土)
きょうは良い天気でした。昨日は雨が降ったため、護摩堂工事はお休みでしたが、本日は石屋さんが来て参道の石畳の工事をしていただきました。
本日は檀務等で忙しくしていました。
昨日から大変寒くなりました。いよいよ冬到来です。境内の紅葉がボチボチ色づき始めました。紅葉情報をアップしなければ・・・
11/1
(金)
本日から11月。早いものです。
きょうは雨が降りました。雨のせいでしょうか・・・大変寒くなった気がします。
本日は護摩堂落慶法会でお世話になる業者さんと打ち合わせがありました。段々と迫ってきました。
夜、西廣寺さんの本堂落慶法会にて歌う合唱の練習がありました。11月は法会をはじめとする行事が多いです。